Office2010と書いたが、基本的にはExcelとPowerPointしか使ってないので、Wordとかはどうなってるか未確認です。
というわけで、Excelの表示形式で令和対応しているのか確認してみる。
1行目のセルに
シリアル値、yyyy/mm/dd、ggg、gg、g、ggge、gggee、と表示形式を並べ、
A列に、1、4594、4595、9855、9856、32515、32516、43585、48586、2958465、とシリアル値を並べてみる。
B2セルを、=TEXT($A2,B$1)、としてB2からG9までオートフィルする。
令和に対応している場合
令和に対応していない場合
このような結果になることだろう。
自分のパソコン環境は基本的に電源を落とさないので、今日の今日まで気が付いていませんでした。
タイトルにもある通り、Office2010以降なら令和の対応をしています。
まず、Officeだけのパッチというわけではなさそうで、Office、OSのバージョン、.NET Frameworkのバージョンとかが絡んでいるようです。
Windows 10のバージョンの確認は、田アイコンを右クリックし、システム(Y)で表示されます。
また、更新プログラムの確認は、バージョンを表示している画面の左上のホームをクリックし、更新とセキュリティをクリックです。
もしくは、田アイコンをクリックし、ギア(設定)アイコンをクリックし、更新とセキュリティをクリックです。
因みに私の環境、
Windows 10 Version 1809: KB4495667
で、令和対応されたようです。
この累積アップデートKB4495667は5月3日にリリースされましたから、既に令和になっているので、対応遅すぎですよね。
確かに令和と決定されたのが4月1日かもしれないが、新元号が5月1日からだということはもっと前から分かっていたので、準備期間は十分にあったはずです。
因みに他のWidowos 10のバージョンや8.1以前のバージョンはは4月25日と平成の内に累積アップデートがリリースされていました。
Windows 10 Version 1803: KB4493437
Windows 10 Version 1709: KB4493440
Windows 10 Version 1703: KB4493436
Windows 10 Version 1607: KB4493473
Windows 10 RTM: KB4498375
Windows 8.1: KB4493443
Windows 7 SP1: KB4493453
なんで、最新のバージョンだけが令和になだれ込んだんだんでしょうかね。
ちゃんと最新を保っている人が、一番対応が遅いってのは腑に落ちません。
やはり、Microsoftは日本の企業ではないので、日本での元号の重要性が解っていないよね。
後は必要かどうかはわからないけど、フォントの組文字かな。
㍾、㍽、㍼、㍻、と元号を1文字としたもの。
Unicodeとして、U+32FFが令和の組み文字として定義されたようです。
文字 | 10進参照 | 16進参照 | Unicode |
㋿ | ㋿ | ㋿ | U+32FF |
㍻ | ㍻ | ㍻ | U+337B |
㍼ | ㍼ | ㍼ | U+337C |
㍽ | ㍽ | ㍽ | U+337D |
㍾ | ㍾ | ㍾ | U+337E |
でも、U+32FFに割り振らなくてもよかったんじゃないのか?
U+32D0~U+32FEが、
㋐㋑㋒㋓㋔㋕㋖㋗㋘㋙㋚㋛㋜㋝㋞㋟㋠㋡㋢㋣㋤㋥㋦㋧㋨㋩㋪㋫㋬㋭㋮㋯㋰㋱㋲㋳㋴㋵㋶㋷㋸㋹㋺㋻㋼㋽㋾
なんだよね。
『○にン』が入るであろうところに『㋿』を入れなくても、どうせ元号の組み文字は順番通りには行かないのは解っていたことなのにね。
さて、
1985年 WIndows 1.0 リリース
1987年 Windows 2.0 リリース
1989年1月8日、平成に改元
1990年 Windows 3.0 リリース
次に元号が変わるのが仮に30年後だとして、そのころはどんな環境になっているのだろうか。
ではでは