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Channel: 円周率近似値の日に生まれて理系じゃないわけないだろ! - knifeのblog
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フィボナッチ数列の積は2乗の差の形で表せるのか

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フィボナッチ数列とは、
F1 = 1
F2 = 1
Fn+2 = Fn + Fn+1
と定義され、
1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 34, 55, …
のような、直前の2項を足し合わせた数列である。
F0 = 0
F1 = 1
Fn+2 = Fn + Fn+1
のように定義される場合もある。

今回はフィボナッチ数列の積を考えるので、後者では0になってしまうので、前者の定義とする。

フィボナッチ数列のF1からF6までの積は、1・1・2・3・5・8=240である。
240=162-42
240=172-72
240=192-112
240=232-172
240=322-282
240=612-592
という整数の2乗の差の形で表せる。

因みにF1からF5までの積、1・1・2・3・5=30では、整数の2乗の差の形で表せない。


問題
n≥6において、F1からFnまでの積pは正整数x, yとして、x2-y2に表せるのか?
表せるならば、f(n)=p=x^2-y^2として、最小のxだけの式を示せ。


f(6)=240=16^2-4^2

これをプログラミングで探すとする。
またもや多倍長演算をしなければならなくなりますね。

今回は、問題だけの提起とします。

プログラミングが出来るのであれば、チャレンジしてみてください。
私もまだ結論が出ていませんし、結論が出るかもわかりませんw。


ではでは


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