第25回目のギターコードはE9にします。
読み方はイー・ナインスです。
ナインスコードは初めてですね。
E9
③ | ファ♯ | ||||||||||||||
シ | |||||||||||||||
① | ソ♯ | ||||||||||||||
レ | |||||||||||||||
② | シ | ||||||||||||||
ミ | |||||||||||||||
1 | 2 | 3 | 4 |
予告どおり、E7より構成音が増えました。
E9とはE7に9度の音を加えた5和音になります。
そろそろ、アルファベットのあとに付く数字についてお話ししておく必要が多少出てきたかな?
まぁ、知らなくても良いのですが、ざっくりと書いておきます。
必要だと思ったときに、ちゃんと勉強してください。
根音というのが、コード名のアルファベットに当たる音。
Cならド、Dならレ、Eならミ、Fならファ、Gならソ、Aならラ、Bならシ、…
Cにおけるドの音を根音、ルート、1度などと呼びます。
3度とは、ドが1度なので、レが2度、ミが3度というように音階をたどっていく。
E7は1度と長3度と完全5度と短7度の4和音でした。
そこに長9度の音を加えたのがE9ということです。
なので、5和音、つまり5種類の音が鳴らなければなりません。
基本的な和音は、奇数度のところが加えられていきます。
1度、3度、5度、7度、9度、11度、13度
今回はE9でしたので、9度までのところは全部鳴らせ、
もし、E11だったならば、11までの音を全部鳴らせ、
もし、E13だったならば、13までの音を全部鳴らせ、
となります。
ギターには一般的に6本の弦しかありませんので、和音は最大でも6和音が限界です。
ピアノであれば10本の指で10種類の音を出すことが可能でしょうが、ギターには無理です。
E9は5種類の音を出せているので、特に問題はありませんが、すべての構成音を出すことが出来ないようなケースもあったりします。
その時は、完全5度の音を削るということがあったりします。
C6のときに書きましたね。
さて、明日はこれを踏まえてどんなコードが出てくるのでしょうか。
ではでは