第9回目のギターコードはFに決めました。
ギターを始めるとFが弾けなくてやめていくというジンクスがあるやつです。
いつもならオープン・コードから紹介するのですが、今日はバレー・コードからとなります。
① | ファ | ||||||||||||||
① | ド | ||||||||||||||
① | ② | ラ | |||||||||||||
① | ④ | ファ | |||||||||||||
① | ③ | ド | |||||||||||||
① | ファ | ||||||||||||||
1 | 2 | 3 | 4 |
便宜上、1フレットの弦をすべて人差し指で押さえているような図になりますが、他の指が押さえているところは、人差し指が押さえきれていなくても構わないのです。
ですので、人差し指は図下から、6弦、2弦、1弦が確実に押さえられているように練習しましょう。
コツとしては、人差し指の腹で押さえないことかな。
腹よりも親指側の側面よりの部分で押さえてますね。
また、人差し指を真っ直ぐに伸ばす必要もなく、どちらかと言うと湾曲させて6、2、1弦をちゃんと押さえられるポジンションを探すことになるかと思います。
さて、どうしてもバレー・コードのFが弾けない、ということになる人があまりにも多いのでか、ちょっとごまかして、Fを弾いてしまおう。
① | ファ | ||||||||||||||
① | ド | ||||||||||||||
② | ラ | ||||||||||||||
× | (レ) | ||||||||||||||
× | (ラ) | ||||||||||||||
× | (ミ) | ||||||||||||||
1 | 2 | 3 | 4 |
Fの構成音が全て入ってはいますけど、ベース音がラの音ですから、F/Dとでも書いておきましょうか。
バレーコードのFは弾けないけど、親指で6~4弦をミュート出来るのだろうか。
まぁ、6~5弦を親指でミュートして、4弦を中指でミュートかもしれない。
もしくは3~1弦しか弾かないとか。
もし4弦の音が出てしまったら完全にDm7です。
① | ファ | ||||||||||||||
① | ド | ||||||||||||||
② | ラ | ||||||||||||||
③ | ファ | ||||||||||||||
× | (ラ) | ||||||||||||||
× | (ミ) | ||||||||||||||
1 | 2 | 3 | 4 |
先のDm7になる問題を4弦3フレットを押さえることで、ベース音がファになりました。
これなら文句ないですね。
Dm7/Fとして覚えても良いかもしれません。
ただ、2~1弦を人差し指で押さえているので、中指、薬指は立てて弦を押さえる必要があるので、薬指が結構辛い形だと思います。
薬指をヘッド側に移動すると楽かな。
うまくいかないならば、小指も使って、4本の指で、それぞれを押さるという手もあります。
× | (ミ) | ||||||||||||||
① | ド | ||||||||||||||
② | ラ | ||||||||||||||
③ | ファ | ||||||||||||||
× | (ラ) | ||||||||||||||
× | (ミ) | ||||||||||||||
1 | 2 | 3 | 4 |
このようなものを紹介している教則本もありますね。
ミュートが3箇所もあるのは、結構難しいかと思うのですが、バレー・コードがどうしても無理ならということなのでしょう。
もし、1弦のミュートが効かなくてFの構成音ではないミの音が鳴ってしまったら、FM7です。
もし、5弦のミュートが効かなかくてラの音が鳴ってしまったら、F/Aです。
もし、5弦のラと、6弦のFの構成音ではないミの音が鳴ってしまったら、FM7/Eです。
どこかのミュートの失敗で別の和音になっちゃうリスクはあるね。
まぁ、それはすべてのミュートを使うコードに言えることだけどね。
ちゃんと弾ける人がそのギターで弾いてもバレー・コードのFが鳴らないならば、ギターに問題があります。
弦が太すぎるとか、弦高が高すぎるとか、ネックが反ってるとか、ギターが死んでるとか、…。
自分は、バレー・コードのFは問題無かったので、上記のようなオープン・コードのFは殆ど使ったことがないです。
ただ、楽曲のコード進行などで、こちらのほうがいいとか、そういうことはあるかと思います。
① | ド | ||||||||||||||
① | ④ | ラ | |||||||||||||
① | ③ | ファ | |||||||||||||
① | ② | ド | |||||||||||||
① | ファ | ||||||||||||||
× | (ミ) | ||||||||||||||
8 | 9 | 10 | 11 |
こっちのバレー・コードも紹介しておきますね。
こんなところでギターを諦めるのは勿体無いですよ。
ではでは