最近、アメブロの記事をいろいろと読んでいると唐突に、
ご指定のページを表示できません。
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メンテナンスに関する情報はスタッフブログ、または、ヘルプにてご確認ください。
こんな画面に遭遇する確率が非常に高い。
メンテナンスをやっているという情報は無いので、何らかの障害が起こっているんだろう。
しばらく待って、ページをリロードすると回復するので、原因の特定には至っていません。
ただ言えることは、ブラウザのエラーでもなく、ネットワークの問題でもなく、アメブロへは到達出来ているということ。
というわけで、クライアント側の問題もないとは言い切れませんが、おそらくはサーバーサイドの問題かと思われます。
しばらく待っても改善されないのであれば、クライアント側でやれることはやりましょう。
さて、やれることとは何でしょう?
今回のような障害に限らず、ネットワーク関連の障害に対して、一般人でもやれることを書いてみます。
実は私、25年前くらいにネットワークOSの会社でテクニカルサポートをしていました。
まだまだインターネット創世記ではありましたが、やること、やれることはそれほど変わっていません。
ただ、25年前とは随分と環境や事情が変わってきており、その辺の違いも含めて面白いと思うので書いてみます。
25年前
a1) 使用しているパソコンメーカーおよびOSのバージョンを確認
a2) config.sys、autoexec.bat、win.ini等の設定を確認
a3) ネットワークインターフェイスカードのベンダー及び型番とドライバーのバージョンの確認
a4) ネットワーク管理コマンドによる環境の確認
現在
b1) ブラウザのキャッシュのクリア
b2) ブラウザの再起動
b3) 別のブラウザを使用してみる
b4) パソコンのネットワークインターフェイスのトラブルシューティング
b5) パソコンの再起動
b6) ネットワーク機器の電源OFF、待ち1分、電源ON
a1) 使用しているパソコンメーカーおよびOSのバージョンを確認
当時の日本で販売されているパソコンメーカーは、IBM、NEC、富士通、東芝、エプソン、AX系メーカー(Sony、Mitsubishi、三洋など)、とそれほど多くはなかったが、各社毎にいろいろ違いがあって、サポートエンジニア毎にあえて違うメーカーのパソコンを使ったりして顧客の対応をしていました。
a2) config.sys、autoexec.bat、win.ini等の設定を確認
昔はコンフィグレーションファイルをエディタで開いて編集して、ネットワーク環境を構築していくしか方法はなかったのです。
なので、ドライバの読み込む順番、ドライバへ与えるパラメーターの設定など、様々なところを手作業で行うことになります。
a3) ネットワークインターフェイスカードのベンダー及び型番とドライバーのバージョンの確認
当時はパソコンには標準でネットワークインターフェイスはありません。
スロットにカードを差して、ネットワークが使える環境にしなければなりません。
まだPCIスロットが登場するかしないかの時代でしたので、挿せば使えるというわけではありませんでした。
ジャンパーピンでIDを設定したり、いろいろと面倒でした。
a4) ネットワーク管理コマンドによる環境の確認
いまでもTCP/IP系のネットワークコマンドは違いはないですが、現在では一般人がコマンドを叩くことは、まずないでしょう。
使うコマンドはそれほど多くありませんが、
ipconfig
ping
arp
netstat
nslookup
tracert
などなど、といったところです。
b1) ブラウザのキャッシュのクリア
ブラウザごとに、キャッシュのクリアにたどり着く手順は異なるかと思われるので、ブラウザのヘルプなどで調べてください。
b2) ブラウザの再起動
ブラウザを再起動することで、キャッシュをクリアする設定になっていることもあります。
b3) 別のブラウザを使用してみる
特定のブラウザに起こっている問題かを切り分け出来ます。
25年前のブラウザというと、モザイク、ネットスケープ、IE、この3つくらいしかありませんでしたので、時代が変わりましたね。
Windows10パソコンならばEdgeが入っていますが、Chrome、Firefoxなどなど、いざというときの為に、複数のブラウザをインストールしておくことをお勧めします。
b4) パソコンのネットワークインターフェイスのトラブルシューティング
Windows10では、トラブルシューティングで問題箇所を見つけてくれ、場合によっては回復までしてくれます。
b5) パソコンの再起動
これは、今も昔も変わらないですね。
知識が少ない人に、あれこれ専門用語を言っても解らないので、手っ取り早く勧めてしまうこともあります。
b6) ネットワーク機器の電源OFF、待ち1分、電源ON
この夏場の時期によくあるトラブルを改善する方法でもあります。
ルーターやWi-Fiルーターなどのネットワーク機器が熱暴走することが多々あります。
今どきの家庭用のネットワーク機器の電源OFF/ONはケーブルの抜き挿しで、電源スイッチはないかと思われます。
電源ケーブルを抜いて挿すのだが、その間にしばらく時間を置くことが実は重要なのです。
待ち1分と書きましたが、大抵の電源スイッチの無いネットワーク機器は電源ケーブルを抜いたら20秒以上待ってから挿すという暗黙のルールがあります。
やれることをやっても改善されないのであれば、プロバイダのサポートを受けるか、スマホなどの別のネットワーク環境で情報を収集するということも出来ますね。
あとは、自分のような人に連絡して助けて貰うかかな。
まぁ、そういう都合の良い人が回りに居ればの話しですね。
ではでは