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Channel: 円周率近似値の日に生まれて理系じゃないわけないだろ! - knifeのblog
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15年ぶりの火星最接近ということで

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ちょ~蒸し暑いなか、カメラ片手に撮ってみましたよ。

地球と火星が5759万kmの距離に最接近です。

最接近(大接近?)ということなので、何かと比較したいので、まずは月と火星のサイズ感を御覧ください。

ぜんぜん、フレームの真ん中に来てないけど、これが火星です。


露出:1/15 絞り:F8 ISO:100 焦点距離:9600mm(35mm判換算)

続いて、露出以外は同じ設定で月を撮影すると、どれくらい寄っているのかが解るかと思います。


露出:1/200 絞り:F8 ISO:100 焦点距離:9600mm(35mm判換算)

こんな感じです。

カメラをやってる人ならわかっているとは思いますが、露出とはシャッターが開いている時間で、単位は秒です。
シャッタースピードと同義になります。

今回というか毎回使っているレンズなのですが、800mmのF8固定のミラーレンズです。
カメラとレンズ、どちらにも絞り羽根がありませんので、絞ることが出来ません。
F8とは絞り値で、絞り羽根はフィルムやセンサーに光の入る量を調整する装置です。

つまり、やれることは露出とISOとEV調整だけ。

では、露出時間が違うと、どれくらい見栄えが変わるのか。

ピントが合ってないけど、トリミングしてピクセル等倍で表示してみます。

 

露出:1/15露出:1/80露出:1/125


下手は下手なりに、下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるで、いろいろと試行錯誤をして、自分好みの写真が撮れるのは、どういう設定なのかを探り探りしていくしかないです。

しばらくは火星がかなり明るく見えるので、みなさんも、肉眼でも良し、カメラのファインダー越しでも良し、お空を見上げてみてはいかがでしょうか。


ではでは

追伸:
こんだけズームしていると、あっというまにフレームアウトしてしまい、火星を見失う。

一旦ソフトウェアズームを1倍まで戻し、露出を遅くして火星を輝かせて見つけやすくして、雲台のレバーを回して星をフレームに入れ、ズームで近づきながら雲台のレバーを微調整して、…の繰り返しで、フレームから外れないように8倍まで持っていって、いざ露出を決めて、シャッターを切るという繰り返しです。
テレからワイドでの確認とか、もっと簡単に切り替え出来ないのかなぁ。

赤道儀付きの天体望遠鏡が欲しいなぁ。

 

 

 

 


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