久しぶりに数楽記事を書いてみる。
算数や数学が得意という人がいるけど、そうでない人から見ると、
・数を数えるのが得意
・計算が速い
・そろばんが得意
・パソコンが得意
・・・
と、思われがちだが、むしろ、数学が得意な人のなかには、上記の事柄に苦手意識を持っていたり、実際に苦手だったりする。
かく言う私も、数を数えるのが苦手だったり、計算はミスるし、そろばんなんて出来ないし、パソコンは得意な方かなぁって感じです。
これって、全然不思議なことではなくて、苦手だからこそ、算数や数学という楽な方へと流れたとも言えます。
算数や数学が楽なんていうのは嘘だと思うかもしれませんが、初等数学においては楽するための道具みたいなものです。
かの天才数学者ガウスが、少年時代に先生に1から100までの和を求めよという課題をだされて、(1+100)×100÷2=5050と瞬殺した。
これは、
・物事を論理的に捉えることが得意
・立式が得意
ということに他ならなず、一見、数を数えるのが得意にみえなくもないが、それは結果的に速く求まるだけで、実際に数を数えるのが得意なのかは別問題なのです。
算数や数学という学問は、道筋はいくつもあって、どの道を見つけることができ、どの道を選択して、その道すがら必要な道具を正しく的確に使えるかということになる。
なんかゲームみたいですよね。
道具とは公式だったりするんですけど、これも沢山持っていれば良いのかもしれませんが、結局は適材適所、そのTPOにあった道具を選択出来なければ意味がありません。
むしろ、算数や数学という学問は、いままでの経験から道具を作る能力を鍛えるということなのかもしれません。
大抵の公式は、今まで身につけた知識や経験から論理的に導き出すことが出来ます。
自分で鍛えた道具は身になるんですよね。
道具として確固たる形がなくても、知識や経験でどうにかなってしまうこともあるのですが、これは経験値が必要ということですよね。
ここまで行ければしめたものなのかもしれませんね。
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算数や数学の疑問
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